彼女が欲しい

かれこれ4年間彼女がいない。

 

中学の卒業の時に別れた彼女が最後だ。

 

中学の頃は何人かと付き合って恋愛には困っていなかった。むしろ恋人はいると面倒くさいとさえ思っていた時期もあった。

 

そんな考えもあってか(いや、なくても)高校では彼女は出来なかった。

 

大学1年はコロナで学校に通えなかったため出会いが皆無であったから仕方がない。

 

今年からが本番なのである。俺の青春は。

 

恋人は絶対にいたほうがいい。

やっぱり男は女性と話したり一緒にいると楽しいものだ。そこに女性個人の魅力がどうとかは関係ない。

 

別に女だったら誰でもいい。と言いたい訳ではないのだが悪いように言い換えればそうなるかもしれない。

 

どんな女性とでも一緒にいたら楽しいし満足感がある。心が満たされるというやつだ。

 

であるからやっぱり彼女は欲しいしいた方がいい。

 

でも奥手な僕が女性にアプローチするのは難しい。

奥手というより女性を避けてしまう節がある。

女の子の同級生に話しかけることもないし同じエレベーターに乗ることすらできない。

 

もう一度言っておくが僕は女性が嫌いな訳ではない。好きなのだ。でも怖さもあるのは事実。

 

僕は周りの目をやけに気にしている時期があった。理由は肌荒れ、つまりニキビだ。

中学の頃は学年でも1.2を争う肌の汚さだったから辛かったのを覚えている。

彼女こそいたものの殆どの女子には嫌われていたと思う。この様な被害妄想が被害妄想を呼び、彼女らの発する言葉は僕にとっては常に悪口に聞こえていた。

理不尽この上ない話だ。

 

今では周りの目はそれほど気にしなくなったが女性へのトラウマは未だに抜けない。

 

そんなトラウマを克服するのも積極的に女性とコミュニケーションを取るしかないのだが、、

 

そう、積極的にコミュニケーションを取るしかないのである。

 

大学に入学した時父親からこんな言葉をもらった。「いろんな女の子と付き合え」と。

 

これは先人の知恵というものか。

僕がどんなに頭を使っても経験に勝るものはないだろう。

 

この言葉を胸に僕はキャンパスライフを謳歌しようと思う。